MENU

「おまとめローン」を利用したほうがいい場合、利用しない方がいい場合

複数の金融機関からの借り入れを一本にまとめる「おまとめローン」。借り入れをまとめることで金利を下げられることが最大のメリットですが、注意すべき点もあります。ここでは「おまとめローンを利用しないほうがいい場合」と、その際に代わりに使いたい方法について紹介します。

「おまとめローン」を利用しない方がいいケース ~毎月の支払いを減らすことが主目的になっている方~

複数の金融機関から少額を借りるより、ひとつの金融機関からある程度の金額を借りたほうが、金利は下がる傾向にあります。この「金利が下がること」が「おまとめローン」の最大のメリットです。ですが、「おまとめローン」に限らず、返済で一番気を付けたいのは「金利を下げること」ではなく、「金利×支払期間×月々の返済額」から計算される「支払総額を減らすこと」です。

金利は「おまとめローン」を利用すれば下げられますので、さらに「支払期間を短くする」、つまり「毎月の返済額を多くする」ことで総支払額を減らせます。これが「おまとめローン」のふさわしいとされる利用方法です。

気を付けたいのが、「おまとめローン」を利用した場合、毎月最低これだけは返済なければいけない「最少返済額」も下がってしまう傾向があるということです。最少返済額が下がってしまえば、支払期間が伸びてしまい、金利が下がったところで総支払額は上がってしまうでしょう。

「おまとめローン」以外の方法① ~債務整理~

繰り返しになりますが、「おまとめローン」は「低金利を活かし、(毎月の返済額を多くすることで)なるべく短期で借り入れを完済すること」が目的の、返済に特化した借り入れです。よって「毎月の返済額を少しでも下げる」ことをしなくてはとても返済計画が立ち行かないという場合、「おまとめローン」を利用したとしても、その場しのぎにしかならず、いずれは自分自身の首を絞めかねません。

そのような場合は「おまとめローン」よりも、借り入れの利息や元本を減らしていく債務整理も検討しましょう。ただ、債務整理を行うと金融機関同士で共有しあう信用情報内に事故情報として名前が掲載されてしまいます(いわゆる「ブラックリスト」に掲載された状態です)。

くわしくはこちらを参照→6.「おまとめローン」の利用が難しい人のために

おまとめローン以外の方法② ~ローンの乗り換え、金利の交渉~

「おまとめローン」や「債務整理」以外にも、返済の負担を軽くする方法がいくつかあります。それは「ローンの乗り換え(今利用しているローンを、より低金利のものに乗り換える)」、もしくは「今返済をしている金融機関に、金利を下げてもらうよう交渉する」というものです。おまとめローンの審査は厳しい傾向がありますので、審査に通らなかった場合は「ローンの乗り換え」「金利の引き下げ交渉」の2点も検討してみてください。

ただし、ローンを乗り換えたり、金利を下げてもらうよう交渉したりする場合は、やはりある程度の期間、遅延なく借り入れを返済している実績がないと難しいでしょう。それ以外にも「会社員である(毎月一定の給料が入る)」や「他社の借り入れでも遅延がないこと」なども見られています。

まとめ ~「おまとめローン」以外にも方法はある!~

「おまとめローン」以外の方法は以下の通りです。

①債務整理……借り入れの総額を減らす。A社から借り入れし、B社に返すという「自転車操業」状態の方は、「おまとめローン」よりも債務整理がおすすめ

②ローンの乗り換え……借り入れをまとめず、今より金利の低い金融機関のローンに変更

③金利減少を交渉……今の金融機関に金利を減らしてくれないか交渉する

おまとめローン以外にも選択肢はあります。ご自身の状況に合わせてよく検討した上で、最適な方法を選んでください。