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徹底検証! 審査に通りやすい条件、通りにくい条件ってある?

「おまとめローン」も含め、借り入れの審査が通りやすくなる条件や方法というものは存在するのでしょうか? 「この条件があると確実に厳しい」というものから「金融機関によってまちまち」というものまで徹底検証します。

明確に「OK条件」を打ち出している金融機関はない

はっきりと「この基準を満たしていれば貸し出す」とホームページに書いていてくれればいいのですが、ほぼすべての金融機関がはっきりとした条件を明示していません。なぜでしょうか。それは、条件を記載してしまうと「条件を満たしているが貸し出せない」という場合にトラブルになってしまうからです。また、はっきりとした条件を出してしまうと、それを満たそうと不正をしてしまう人が出る可能性もあります。

ローン審査、ここが見られている!

よって、審査において「これを満たせばどの金融機関でも借り入れOK」という絶対的な基準は、残念ながらありません。ですが、「この条件を満たしていると借り入れがしやすい(逆に満たしていないと、借り入れは難しくなる)」という傾向は、たいていの金融機関で共通しています。

①信用情報に事故情報が掲載されているかどうか

もっとも見られているのはこれでしょう。過去に債務整理(任意整理、個人再生、自己破産)を行った方は、その情報が金融機関同士で共有しあう「信用情報」に掲載されます(いわゆる「ブラックリスト」に名前が掲載された状態です)。名前は永遠に掲載され続けるわけでなく、任意整理なら5年、個人再生と自己破産なら5~10年掲載されます。

また、債務整理以外に、返済に遅延があった場合も事故情報として掲載されます。この事故情報に名前が掲載されているうちは、新規の借り入れは極めて難しくなります。

②総量規制(年収の3分の1)に引っかかっていないかどうか

審査において一番影響が大きいのは①で挙げた事故情報の有無ですが、「おまとめローンでないローン」で、かつ「銀行系以外からのローン」を組む場合は総量規制にも注意しましょう。

総量規制とは、2010年に設けられた規定のことで、「貸金業者の無担保ローンの合計借入額は、年収の3分の1以下になる」よう上限が設けられました。年収が300万円の方なら、貸金業者から無担保ローンができるのは100万円まで、複数の貸金業者から借りている場合は、その「合計額」の上限が100万円までになります。

しかし総量規制は「おまとめローン」の場合は対象外になり、また、そもそも総量規制は「消費者金融系」もしくは「信販会社系(クレジット会社)」の借り入れに対してのみの規制になるため、「銀行系」の借り入れは対象外になります。

③多重申し込みをしていないか

金融機関は業界で情報を共有しています。よって、「早く借り入れをしたい」とさまざまな金融機関に同時に借り入れの申し込みをしてしまうと、その状況も情報共有されてしまい悪い印象を持たれてしまいます。返事が来るまでぐっとこらえましょう。

④多くの会社から借り入れをしていないか

借り入れしている会社が多いほど、審査は厳しくなる傾向があります。具体的には、5社以上だと厳しい、という説も。5社以上の方は、おまとめローン申し込み前に4社か3社までローンをまとめておくなど、「おまとめローン申し込み前にローンを少しまとめておく」のも手です。

⑤職業と勤続年数、年収

正社員の方ですと借りやすく、正社員以外の方(パート、アルバイト、専業主婦(夫)の方)だとより難しくなります。年収も多い方が当然借りやすくなります。

⑥借りる先は銀行か、消費者金融か

銀行の方がより審査は厳しい傾向にあります。

まとめ

①「信用情報に事故情報として名前が掲載されているか」は一番見られるポイント。過去に債務整理を行った場合、任意整理なら5年、個人再生と自己破産は5~10年の間は借り入れが難しくなる

②おまとめローン以外の通常のローンの場合は総量規制により、年収の3分の1以上の借り入れは難しくなる(ただし、おまとめローンや、銀行系ローンは総量規制の対象外)

③急いでいるあまり複数の金融機関に同時に申し込みをすると、審査に通りにくくなるので避けよう

④「何社から借り入れしているか」「職業や年収」「借りる先は銀行か消費者金融か」などはケース・バイ・ケースで、年収が低かったり、複数の金融機関から借り入れがあったりしても審査が下りたケースはある

「事故情報」「総量規制(おまとめローンの場合は対象外)」「多重申し込み」は見られていますが、あとは金融機関によって総合的に判断されます。金融機関においてシミュレーションのコーナーを展開しているところもありますので、参考にしてみましょう。